「霜降」(そうこう)を迎えました

更年期世代の女性のココロとカラダを元氣にします。現役薬剤師・薬膳アドバイザーの中島です。

10月23日は二十四節気の「霜降」(そうこう)を迎えます。

「つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆえなり」

朝晩の冷え込みが少しずつ強くなってきます。

そして北国や山の方では露であったものが、冷気によって霜になりはじめるころ。

そこから「霜降」という名前がつきました。

今年は、ずっと暑かったので、冬支度が・・・のんびりしていたら間に合わない。

私は、早速「スリッパ」を冬用に衣替えしました。みなさんも、寒暖差の調節を意識してみてくださいね。

そして、今は「秋の土用」の期間なので、おすすめの食材は「さつまいも」 黄色の食材の代表格ですね。

さつまいもの効能は、「エネルギーチャージ」・「足腰の冷え」・「便秘改善」

「エネルギーチャージ」は補気(ほき)と言って「気」を補う効果があります。

「気」が合う、「気がいい」、「気もちがいい」など「目に見えないけど、なんとなく感じる」「気」をチャージできます。

「気」の働きは5つあります。体を温める効果も「気」の働きの1つです。

「気」が不足すると、体を温める力が不足します。冷え性の方はホクホクしたものをいただきましょうね。

そして、この「土用」の季節は「辰の日」に「た」のつく食べ物を食べる。

たこ・玉ねぎ・大根・太刀魚など

「青」色の食材をいただく。青魚:さんま・さば・鰯・鯵などですね。

今年の「辰の日」は、10月31日(木)です。

土用の時期は、季節の変わり目なので、体調も崩れやすいんです。

ココロとカラダの不調が出やすい。(感情もね)

それを知っておくと・・なるべく、無理をせず、ゆっくり過ごしたいですよね。

秋は「悲しみ」の感情が出やすいです。もし、悲しくなったら「土用」だからねと・・・

安心してくださいね。

秋の土用の過ごし方が次の「冬」の季節の体調を左右しますので、

11月7日の「立冬」を心穏やかに過ごしましょう。

「冬を迎える薬膳」

冬に出やすいトラブル

  • 腰痛 歩くとすぐに足がだるくなる
  • トイレが近い
  • 朝起きれない
  • 物忘れ
  • 集中力の低下
  • 驚きやすい・ビクビクしやすいなど

今から冬の養生と薬膳で「冬」の寒さに備えましょう。

「秋の薬膳」は「潤い」がテーマ:美容に関係しています

「冬の薬膳」は「老化」に関係しています。

”養生”は毎日の暮らしの中でちょっとだけ工夫をすることで楽しくつつけられますよ。

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毎日の食事を「味方」につける、季節の”養生”と季節の”薬膳”を生活に活かして

「ココロ」と「カラダ」を穏やかにすごしましょう。

願うのは、薬膳を通して 更年期以降の人生を楽しむ女性を増やすこと。

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