食べ過ぎないも立派な養生
〜胃腸をいたわる“腹八分目”の魔法〜
こんにちは。
更年期世代の女性のココロとカラダを元氣にする、薬剤師・薬膳アドバイザーの中島です。
みなさん、最近「つい食べすぎた〜」なんてこと、ありませんか?
夏は冷たいものや甘いものが美味しくて、つい手が伸びてしまう季節。
でも、そんな時こそ思い出したいのがこの言葉。
「食べ過ぎないも立派な養生」
薬膳や中医学では、“食べすぎない”ことも立派なセルフケアとされています。
胃腸を休ませることは、カラダを整える大事な一歩なんです。
特に今は「夏の土用」の時期!「胃腸のケア」が大切!
「腹八分目」は未来の自分へのプレゼント
「お腹いっぱい食べたい!」
これは自然な感情です。
でも、中医学では胃腸は“消化と吸収”を担う要(かなめ)であり、疲れやすい臓器。
食べ過ぎると、
・消化にエネルギーが取られる
・血の巡りが悪くなる
・眠くなる、だるくなる
・“未消化物”が体にたまりやすくなる(病気の原因)
といった不調につながります。
特に夏の土用など「胃腸の疲れが出やすい季節」には、腹八分目で止める勇気がカラダを守ることに繋がります。
「食べ過ぎない=がまん」ではなく「優しさ」
腹八分目というと、「ガマンしないといけない」というイメージを持つ方もいますが、それは違います。
本来の養生とは、
“今”の自分に必要なことを選ぶこと。
食べ過ぎそうなとき、「今の私の胃腸、元気かな?」と聞いてみてください。
疲れているときほど、胃腸も休みたがっています。
そんな時は、
「今日はここまでにしておこう」
「温かいお茶で〆よう」
そのひと工夫が、“未病を防ぐ”薬膳的アプローチです。
食べ過ぎないためのちょっとした工夫
🌿 食事前に白湯を1杯
→ 胃腸をゆるやかに温め、食欲を穏やかにしてくれます。
🌿 よく噛む(30回以上)
→ 満腹感を早く感じられるだけでなく、消化も助けてくれます。
🌿 「あと一口」をやめてみる
→ 「ここで終える」感覚を体に覚えさせるだけで、翌日の胃腸が全然違います。
「食べ過ぎない養生」は更年期のカラダの味方
更年期は、ホルモンバランスの変化とともに
・太りやすい
・むくみやすい
・疲れが抜けにくい
といった症状が出やすくなります。
そんな時、薬を使わなくてもできるケアのひとつが「食べすぎない」こと。
胃腸が軽やかだと、思考もポジティブになりますよ✨
まとめ:
「食べ過ぎない」は、我慢ではなく“愛情”です。
自分の胃腸に優しくすることは、未来の自分に微笑みを届けること。
今日から一緒に、やさしい養生をはじめましょう😊
胃腸をいたわる養生、始めてみませんか?
【温活カフェ】では、
季節に合わせた薬膳や暮らしの工夫を、わかりやすくご紹介しています。
「食べない選択が自分を整える」
そんな体験をしてみたい方は、ぜひ一度のぞいてみてくださいね🌿
▶次回の温活カフェのお知らせはこちらから
8月の温活カフェ「残暑の薬膳」 秋を迎える薬膳です。 ここをゆるーくでも取り入れていただけると、秋以降の体の冷えが変わってきますよ!


お申し込みは公式LINEよりお願いします。

🌿 公式LINEのご案内 🌿
自然のリズムで、ココロとカラダを整える暮らし。
私の公式LINEでは、
・二十四節気に合わせた季節の養生法
・自然のエネルギーを味方につけるヒント
・節句や土用など、古くからの知恵を暮らしに取り入れる方法
を、定期的にお届けしています。
“ちょっと意識するだけ”で、心も体もふっと軽くなる。
そんなメッセージを、自然の流れと共にお届けしています🍀
ご登録いただいた方には
🎁 プレゼント企画の【先行案内】や【限定特典】もご用意しています♪
自然とつながりながら、もっと心地よく、自分らしく過ごしていきましょう。
季節ごとに薬膳も変わります
薬膳は「季節」に合わせて変化させるのがポイント!
🌿5月…初夏の風を感じる時期
🌧6月…湿気が多い梅雨
🌞7月…本格的な暑さが到来
それぞれの時期に合わせた食材・養生法を知っておくと、1年を通して元氣に過ごせる体づくりができます。
公式LINE お友達登録のプレゼントはこちら 、ぜひお受け取りください!
夏を元気に乗り切りましょう!